【Ambient/Drone】ILYAからフランス人デュオLIGOVSKOIのファースト音源がリリース


LIGOVSKOI

京都を拠点としたレーベルILYAからフランス人デュオLIGOVSKOIのファースト音源がリリース。
パリ/ブリュッセルをベースに活動するNikolai AzonovとValerio Seligによるアンビエント・ドローン作品。

LIGOVSKOI – Samothrace
1 Icare
2 Samothrace A
3 Samothrace B
4 Monolithe

Ligovskoï – Samothrace from IL Y A on Vimeo.

彼らの作り出す幻想的かつ催眠的な圧倒的音像美がアンビエントミュージックを新しいフェーズへと導く。
2010年より活動を始めた彼らのプロジェクトは、音そのものが持つ質感と、メロディの構造に焦点を当てつつ、シンセサイジング、レコーディング、サンプリングなど多岐にわたる音を組み合わせて、ミニマルで内省的な空間を構築することを目的としている。
本作のタイトル”samothrace” とは、ギリシャ領のサモスラキ島を意味し、本作はその島と、そこで発見され、現在ルーブル美術館に所蔵されている彫像「サモトラケのニケ」より着想を得て制作されている。
洗練されつつも、どこかアナログな手触りを残した暖かみのあるドローン・サウンドと、時折姿をみせては、気づかぬうちに消えていく波のような甘美なメロディが交差し、聴く者を神話の内部へと導くような、濃縮された時間経験と音世界を呼び起こす。

2013年のILYAからのリリースを皮切りに、今後は現在パリで最も注目される前衛エレクトロニック・グループDSCRD が設立したニュー・レーベルDement3dからのアルバムリリースも控えている。

http://ilya-records.com/

peak silenceの
最新情報をお届けします

Twitter で
タイトルとURLをコピーしました