月別: 2014年11月

Violet FallSeashore Fragments

PROGRESSIVE FOrMからViolet Fallの1st Album「Seashore Fragments」がリリース

Violet FallSeashore Fragments

イタリア出身でアムステルダムを拠点に活動するエレクトロニック・ミュージックのプロデューサーであるElisa Battiと、ドイツ出身でケルンを拠点に活動するヴォーカリスト兼キーボーディストのJenny ThieleによるユニットViolet Fallの1stアルバム「Seashore Fragments」がPROGRESSIVE FOrMからリリース。
微細はグリッチ音にオリエンタルなメロディーが絡みあうエレガントなエレクトロニックミュージック。

Violet Fall – eashore Fragments
01. Coming Back
02. Aarhus
03. And Here We Are Again Another Sunrise
04. Violet Fall
05. Donny
06. You Go And I Stay
07. Drop It
08. The Train
09. Corals
10. On And On

http://violetfall.com

http://www.progressiveform.com/

loscil-seaisland

【Free Download】LoscilのNew Album「Sea Island」から「sturgeon bank」がフリーダウンロードで公開

2014年11月17日にkrankyからの7枚目となるアルバム「Sea Island」をリリースしたLoscil。
アルバム収録曲「sturgeon bank」がレーベルkrankyのsoundcloudにてフリーダウンロードで公開。

また、Tychoが運営するブログISO50にてアルバムのフルストリーミング配信も開始された。
http://blog.iso50.com/33993/iso50-exclusive-loscil-album-stream/

Loscil初来日公演情報
Tim Heckerと並びレーベルkrankyを代表するアンビエントアーティストとして世界中から高い評価を受けているLoscilが待望の初来日。さらに、昨年約9年ぶりとなるアルバムをn5MDからリリースしたArovaneが約11年ぶりの来日。そして、日本からは関東・関西圏でのライブ出演は昨年のTim Heckerの来日公演以来となるAmetsubの3アーティストを迎え2014年11月開催。

Loscil / Arovane Japan Tour 2014

2014/11/22(土)CIRCUS(OSAKA)
OPEN/START 22:00
[LIVE]
Loscil(Kranky) Arovane(n5MD) Ametsub (nothings66) Eadonmm (Day Tripper Records/IdleMoments) + [VJ:Tatsuya Fujimoto]
[DJ] Lady Citizen(AN/AY)JOKEI.(SOLARIS/INCIDENT)
前売:3000円+1ドリンクオーダー /当日:3500円+1ドリンクオーダー
イープラスチケットぴあ(Pコード:243-140)
http://circus-osaka.com/events/loscil-arovane-japan-tour-2014/

2014/11/24(月/祝)METRO(KYOTO)
OPEN/START 17:00
[LIVE] Loscil(Kranky) Arovane(n5MD) Ametsub (nothings66)
[DJ] Lady Citizen(AN/AY) Tatsuya Shimada (night cruising)
前売:3000円+1ドリンクオーダー /当日:3500円+1ドリンクオーダー イープラスチケットぴあ(Pコード:243-146)、ローソンチケット(Lコード:53118)
http://www.metro.ne.jp/schedule/2014/11/24/index.html

2014/11/26(水) at WWW(TOKYO)
OPEN/START 18:00
[LIVE]
Loscil(Kranky) Arovane(n5MD) Ametsub (nothings66)
[DJ]
Daito Manabe
前売:4000円+1ドリンクオーダー /当日:4500円+1ドリンクオーダー
イープラスチケットぴあ(Pコード:243-155)、ローソンチケット(Lコード: 77088)、ディスクユニオン(新宿本館、新宿クラブミュージックショップ、渋谷クラブミュージックショップ、下北沢クラブミュージックショップ、吉祥寺店)
http://www-shibuya.jp/schedule/1411/005594.html

daybyday03-omote

daybyday03-ura

http://daybyday.peaksilence.com/day-by-day-03/

GirlsBoysSong_sleeve

「青春」テーマにしたworld’s end girlfriend の新作「Girls/Boys Song」がリリース決定

GirlsBoysSong_sleeve

AKB48のドキュメンタリー映画の音楽制作、広大なインターネット上のどこかにノーヒントで新曲が発表され16人しか見つけれなかった作品に続き、
「青春」テーマにしたworld’s end girlfriend の新作「Girls/Boys Song」が2014年12月25日発売決定。
今作は12インチ・レコード+ダウンロードコードのセット形式のみでVirgin Babylon Records公式webストアからの限定販売予定となっている。

Virgin Babylon Records公式webストア
http://www.virgin-babylon-records.com/unsupermarket/music_040.html
予約・購入はPaypal/クレジットカードにて。
*ダウンロードコードはオーダーに使用したメールアドレスへ届きます。
*日本国内は送料無料。
*日本国外への発送は送料400円。

トラックリスト:
world’s end girlfriend – Girls/Boys Song
01: Boys
02: Unable
03: Girls
04: Vacant

CATALOG : VBR-023
FORMAT : 12inch Record + DATA
PRICE : ¥2,000(incl tax)

arovane-interview-part2

Arovane11年振りの来日公演によせて ―永遠の長さを知るサウンドデザイナー (PART2)

arovane-interview-part2

―永遠の長さを知るサウンドデザイナー(PART1)はこちらから

そして、周知の通り、9年振りとなるフル・レングス『Ve Palor』が2013年にリリースされた。レーベルは〈n5MD〉―アメリカのエレクトロニカ、IDMを主体にしたレーベルで、ProemやFunckarmaなどが所属し、独自の活動を進めており、彼はオーナーのMike Cadooの音楽への考え、姿勢を称賛している。

特筆しておくと、新作であるが、『Ve Palor』は2002年から2013年まで幅広いトラックが収められている。しかし、実際はあるレーベルのために、作業は00年から始めていたという。そのレーベルが当時、クローズしてしまったのもあり、ストックしたままになり、前述の〈n5MD〉のマイクと相談の上、過去のトラックから新しいトラックまでを新たに結い直し、リリースされるようになったという背景を今回、教えてくれた。

革新的なサウンドが展開されていた訳でもないが、彼の存在が共鳴していた。音数を絞ったミニマルで硬質ながら、フロアライクな要素以外に、反復と差異の妙があり、引き算の音響工作の美は変わらずある。また、過去からインスパイアを受けているアーティストの一人に、ベルナール・パルメジャーニ(Bernard Parmegiani)の名を挙げているのも然もありなんだろうか。2013年に惜しくも逝去したが、フランスの電子音楽、アコースマティック・ミュージックの作曲家として後進に多大な影響を与えている。そういった点も踏まえ、今作の過程とは原点回帰的でもないが、軸としてはこの『Ve Palor』は自身のアイデンティティの再確認作業だったのかもしれない。

例えば、オウテカやボーズ・オブ・カナダを聴いていると、電子音の粒や位相に耳が傾いでしまうような感覚をおぼえた人はいると思うが、彼の音もそういった訴求性を帯びている。タイトル・トラック「Ve Palor」のエレクトロニック・ファンクから、チップ・チューンの「Gniddt」、幽玄な「Deev」、モダン・インダストリアルな質感をもった「Foldt」など多彩な曲が入っているが、散漫な印象はおぼえず、全体に美意識が張り巡らされた力作になっている。

もう既に、ヒオール・クロニックとのアンビエント・アルバム、ポルヤ・ハタミとのコラボレーション作品は作り終えている。

次なる作品も気になってしまうが、彼はこういった興味深いことを述べている。

「今後の制作の焦点はサウンドデザインにある。最近では、グラニュラー・シンセサス・ツール(Granular Synthesis Tools)を試している。また、ヒオール・クロニック(注:Hior Chronik、ギリシャ出身の電子音楽家。)とともにアンビエント・アルバムを作り終えているし、ポルヤ・ハタミ(注:Porya Hatami、イランのアーティスト。エレクトロニカ、ミニマル・アンビエント、ドローンまで幅広い音楽性は評価が高い。)とのコラボレーションも。今は、その音楽をリリースするためのレーベルを探しているんだ。」

何とも実に、楽しみな作品がリリースされるのもそう遠くないことだろう。

更に、今の彼の音楽的な興味は、アコースマティック・ミュージックやフィールド・レコーディング作品へ向かっており、前述のパルメジャーニ以外に、ロバート・ハンプソン、共作をリリースするというポルヤ・ハタミもよく聴いているという。しかし、それでいて、モートン・フェルドマンの作品やジャズ、アブストラクト・エレクトロニック・ミュージックを聴くのも好きだという幅の広さも彼らしい。

日本に行けることは本当に楽しみにしてる。以前に、京都で古いお寺や竹林が集まった場所は印象深かったよ。

そんな彼がこのたび、実に約11年振りに来日公演を行なう運びとなった。しかも、Loscil、Ametsubという素晴らしいアクトとともに。無論、ずっと知っていた人も久しぶりの彼のライヴを楽しみにしているだろうが、後追いで知り、ここで初めて体験する人も多いとも察する。彼自身、この公演に特別な感慨があるようだ。

「日本での最後の来日は2003年、ずいぶん前だね、私は京都、名古屋、東京で公演をして、それはとても素晴らしい体験で、日本の人たちにライヴをできることはとても光栄なことだったよ。今、Loscilと一緒に行けることを本当に楽しみにしてる。」

そして、日本で行きたい場所、したいことについてもこう答えている。

「とても京都が好きで、以前に古いお寺や竹林が集まった場所は印象深かったよ。田舎のほうも行ってみたいんだけど、十分な時間がないしね。また、とてつもなく大きい都市もいいね、そう、東京は迷子になるくらい良い場所だよ。東京では新しい電子機器をチェックするために、電器店に行くつもりだよ。」

今回の公演は、『Ve Palor』に至るまでのクロニクル的なものになるのではないかという気もするものの、気難しく考えずとも、良いと思う。彼自身は、日本でのライヴはどのようなものになるかという問いに、複雑なビートとともに、沢山のエレクトロアコースティック・サウンドをやり、これぞ“Arovane”というサウンドも体感できるんじゃないかな、と返してくれたとおり、先入観なしにフラットに向き合えば、自然と惹き込まれるライヴをしてくれるだろう。

Text & Interview:Satoru Matsuura


Arovane11年振りの来日公演によせて ―永遠の長さを知るサウンドデザイナー(PART1)はこちらから

【来日公演情報】Loscil / Arovane Japan Tour 2014

2014/11/22(土)CIRCUS(OSAKA)
OPEN/START 22:00
[LIVE]
Loscil(Kranky)/ Arovane(n5MD)/ Ametsub (nothings66) / Eadonmm (Day Tripper Records/IdleMoments) + [VJ:Tatsuya Fujimoto]
[DJ] Lady Citizen(AN/AY)JOKEI.(SOLARIS/INCIDENT)

2014/11/24(月/祝)METRO(KYOTO)
OPEN/START 17:00
[LIVE] Loscil(Kranky)/ Arovane(n5MD)/ Ametsub (nothings66)
[DJ] Lady Citizen(AN/AY)/ Tatsuya Shimada (night cruising)

2014/11/26(水) at WWW(TOKYO)
OPEN/START 18:00
[LIVE]
Loscil(Kranky)/ Arovane(n5MD)/ Ametsub (nothings66)
[DJ]Daito Manabe(Rhizomatiks)


チケット情報はこちらから

machinone-remixes

flauからMachinoneのリミックス集「 Tokyo Remixes」がName Your Priceにてリリース

東京の西側をテーマに綴られたMachinoneのファーストアルバム『Tokyo』のリミックス集が発表。flauからアルバム『Funkel』をリリースしたTomlab/Kompaktのアンビエント・レジェンドNovisad、 先日の来日も記憶にフォークトロニカの名手F.S.Blumm、Plug Research/Chapter MusicのJeremy Dowerは10年ぶりの奇跡ともいえるカムバックでArchitecture In Helsinki以来となる貴重なリミックスを披露している。flauとも関係の深いオーストラリアの良質レーベルPreservationからはNat HawksによるPadna、Olan Mill、そしてBlack Eagle Childの3組。アメリカの新興レーベルPatient SoundsからはレーベルオーナーM.Sageと日本人アーティストHakobuneが参加。さらにサイケな意匠を施したHear Hums、Africa Pseudobruitismus、Tuluum Shimmeringや、Danny Norburyのチェロを最大限に引き出したイギリスのオーディオ・ヴィジュアル・ユニットOrigamibiro、霞がかったサウンドスケープで Machinoneの牧歌的な側面を封じ込めたアンビエント新世代Lee Noble、myspace時代から親交があるというスペインのGhost And Tape、シンプルな打ち込みで軽やかさを押し出した中国のme:moやwimなど、バラエティー豊かなアーティストによるリミックスを収録。

Machinone
東北生まれ。アコースティックギターを中心にバンジョー、クラリネット、足踏みオルガン、木製の玩具、小型ピアノ、オルゴール、ドラムブラシ、テープレ コーダー、鉄琴など様々な楽器を使い、広い意味での街をテーマとして作曲。親しみやすさと、柔らかさ、時に煌めきをも感じる旋律と共に、ベル、弓、ボタンなどを使った自作のプリペアド・ギターなどの実験的手法によって普遍的かつ独創的な音楽を作っている。2014年、6年ほど住んでいた東京の西側をテーマ に幻想を交えた作品「Tokyo」をflauより発表。

http://www.flau.jp/releases/r17.html