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10_Alveol - Every Now Is A New Beginning

【Review】Alveol – Every Now Is A New Beginning

前作の「No Point In Holding On」のレビューを書いた際、彼は「本物」のアーティストだ、といった表現を用いさせていただいた。

「本物」だとか、こういった曖昧な表現はレビューにはふさわしく無いかもしれない。
だけれど、私の少ない語彙では、彼の創り出すこの音を他に表現できる言葉が無い。
より正確に言うとすれば、全体としての完成度が素晴らしすぎて言葉も無い。

ミクロな観点であれば、4曲目の「Lyra」のビートは芯のあるビートだ、とか、そういった月並みな表現はできるだろう。

けれども、ただ芯のあるビートなだけではない。彼の創り出す音楽は、一つ一つの音のクオリティ、メロディセンス、展開など、
全てにおいてあまりに素晴らしい完成度を誇っていると感じる。
だから、「本物」なのだ。ただ単に芯のあるビートを創るアーティストはたくさんいる。

これほど高品質な音楽を制作できるアーティストは本当に数少ない。
Alveolはもっと名が知れてほしい。本当に、一人でも多くの人に知ってほしい。
 
ryouta kaizu

diamat - being is the sum of appearing

[Review] diamat – being is the sum of appearing

diamat - being is the sum of appearing

port-royalのメンバーであるAttilio Bruzzoneを含め、Andrea Zangrandi、Christos Garmpidakisの3名で構成される新グループ、diamatの新作がn5MDより到着。

爽やかでメランコリック、そして芯のあるビートが特徴的なアンビエント・テクノ。
そこにn5MDのレーベルカラーでもあるエモーショナルさも相まって、私はもう1曲目から心を奪われてしまいました。

序盤で徐々に盛り上がり、中盤で曲調が変化したりビートが入る、といった曲が多いのですが、音がカラフルかつ、曲調の変化がとてもユニークなので飽きが来ません。

1曲目「I can love you only if you don’t love me」、6曲目「Shane Vendrell」は特に聴き所かと思われますが、これほどまでに全曲が品質の高いアンビエント・テクノはなかなか拝めないかも(さすがn5MD)

ryouta kaizu

[Review] Wixel – Revox Tapes

06_Wixel - Revox Tapes

アンビエント、アコースティック、ドローン等、様々なスタイルで、数多くの作品をリリースしているWixelの新作。

特に理由も無く寝付けない夜に聴いていると、いつの間にか眠ってしまいそうな、
休日の平和な朝、寝呆けながら聴いていると二度寝してしまいそうな・・・
彼の音楽はどこか懐かしく穏やかで、聴く者に安心感を与えてくれます。

Wixelは2009年に1ヶ月に1リリース、計12作品をリリースしており、その全ての作品が本当に素晴らしいものでした。
現在もその作品は実質フリーでダウンロードが可能です。睡眠のお供に是非・・・

Wixel – 12 Records in 12 Months
http://2009.bandcamp.com/

ryouta kaizu