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Yui Onoderaプロデュースによるエクスペリメンタルミュージックコンピ「VERNACULAR」がリリース

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Yui Onoderaプロデュースによるエクスペリメンタルミュージックコンピレーションアルバム「VERNACULAR」がWhereabouts Recordsよりリリース。
VERNACULAR(地域性)をテーマに世界11ヶ国、15組のサウンドアーティストが集結した2枚組コンピレーションアルバムとなっている。

2013年6月5日リリース
V.A. – VERNACULAR
■ DISC.1
1.HIOR CHRONIK / SKETCHES OF YOU
2.STEVE RODEN / IF HERE, NOT THERE, IF NOT THERE, THEN HERE
3.YUI ONODERA / BLUE PLANET SKY (for 21st Century Museum of
Contemporary Art, Kanazawa)
4.JANEK SCHAEFER / REST IN PEACE KNOWING THE SOUND OF ANGELS
5.KENNETH KIRSCHNER / JULY 10, 2012
6.SIMON SCOTT / ADVENTURERS FEN
7.TU M’ / TENEBRAE

■ DISC.2
1.FEDERICO DURAND / MAGNOLIA
2.DALE LLOYD / EXTRA ORDINARY, EXTRA REGULAR
3.JOS SMOLDERS / VANGSAA: REVISITED, REDUCED
4.YVES DE MEY / LOCAL FRACS
5.KIM CASCONE / A SPECTACLE OF MALLEABLE
GLASS – ALCHEMISPHERE THREE
6.TROUM / WELCEN
7.JOHN GRZINICH / ANIMATE STRUCTURES #2 (wires, wind, snow)
8.LAWRENCE ENGLISH / BREAKING CLOUDS APART

Yui Onoderaによるアルバム解説
今回のコンピレーション・アルバムをプロデュースするにあたり、参加するアーティスト全員にある一つの共通のテーマを伝えました。それは「VERNACULAR(地域性)」という一つのキーワードです。インターネットを含むテクノロジー/ネットワークの発展により、私たちにとって国境を越えたコミュニケーションは容易なものとなり、現在では世界中のアーティストとのコラボレーションや、インターネットを通じた様々な音楽作品を手軽に試聴、ダウンロードして楽しむことが出来ます。しかしその一方で、情報過多による文化的な画一化を促す弊害も多分に含んでいるように感じられます。
かつて音楽はそれぞれの場所に合わせた地域独自の固有の文化としてありました。例えば建築家が与えられた敷地に対して固有の環境条件(風土や地形、文化的背景)を読み取りながら建築を設計するように、音楽にヴァナキュラーな要素を持ち込めないだろうか?モダニズムによる地域性や民族性を超えた普遍的なデザインによって切り捨てられてきた「VERNACULAR」について、今まさに再考すべき時が訪れているのではないだろうか?
それぞれの国における音の意味や扱い方は様々であり、その美意識とは国や地域特有の文化、生活、歴史観などに大きく左右されるものです。それは単にその地域の環境音のことではなく、例えば日本の雅楽における持続音が、自然との調和、朽ち果て再生するプロセスそのものへの最も日本的な美意識の表れでもあるように、それぞれ参加アーティストはこのコンピレーション・アルバムのために自国の美意識を独自に解釈し作品を制作しています。

http://vernacular.whereabouts-records.com/